天下人の手を巡った“信長の呪いの刀“ それを手にすれば天下を我が手に操れる!?

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イエス・キリストの死を確認するために脇腹を刺したとされる槍”ロンギヌスの槍”

『所有するも者に世界を制する力を与える』
と伝えられている聖槍が日本にも存在した!?

ロンギヌスの槍を題材にしたキアヌ・リーヴス主演映画『コンスタンティン』が個人的にかなり好きな映画です。ハリウッドは本当にゾンビ・悪魔・天使・神などのオカルト的な映画が好きですよね!しかも出演俳優は一流という。

話を戻しますが、日本にもそんなロンギヌスの槍のような存在の刀があったようです。

 

常に天下人のもとにある不思議な刀

天下を取る者、狙う者の手から手へと、巡り巡った不思議な力を持つ刀があるという。中子(刀の柄に入った芯の部分)に『左』の一字を切ったことから左文字(さもんじ)と称された筑前博多の名刀工の作で、畿内の戦国武将・三好宗三が最初の所有者であることから『宗三左文字(そうざさもんじ)』の異名を持つ刀がそれである。

この左文字の刀は、甲斐の武田信虎(信玄の父)、さらには今川義元の手を経て、桶狭間の戦いの戦利品として覇王・織田信長の手に渡ったとされています。以降、刀は常に天下人とともにあった。

信長はこの刀を短く磨り上げて、茎表裏に「織田尾張守信長」「永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持刀」と金象嵌銘を入れ、自分の愛刀とし、信長が本能寺の変で横死するまで信長の手元にあったそうです。

 

明治維新後に刀は元の持ち主の元へ

本能寺の変で信長が倒れた後、豊臣秀吉が手にした左文字の刀は、嫡子・秀頼のものとなり、それから天下に導かれるように秀頼の妻・千姫の祖父である徳川家康の元にやってきた。その後は1657年に10万人超の死者を出した明暦の大火に遭うものの、再刃されて徳川将軍家に代々受け継がれていきます。

天下人とともにあるのが宿命だとするのなら、この刀を手にするため、天下に野望を抱くものたちの間で血塗られた闘争があったろうことは想像に難しくない。そう思うと、左文字の刀は“呪いの刀”であるとう見方もできるかもしれない。

明治維新後、明治天皇が信長に建勲(たけいさお)の神号を贈り、建勲神社が創建されると、左文字の刀は徳川家から神社に奉納された。現在“宗三左文字”は"義元左文字"の名で重要文化財に指定されています。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、時の天下人の元を渡り歩いた刀“宗三左文字”は所有する者に世界を制する力を与える日本版“ロンギヌスの槍”だったのか、それとも持つ者を不幸にする“妖刀”だったのか。

それは所有者しか分らない・・・

 

天下人の手を巡った“信長の呪いの刀“手にすれば天下を我が手に操れる!?でした。





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