大奥とはどんな場所?どんな構造?地図付きで徹底解説!

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大奥。それは女たちの園。愛憎渦巻く女だけの国。

たった一人の男の為に存在した大奥。それは複雑に入り組んだ巨大な迷路の様な場所だったそうです。

大奥の敷地面積は約6300坪、部屋数は約600部屋あった。確実に迷子になるね。

私MAKO作成の地図を見ながら、大奥の構造を説明していきたいと思います。

大奥の地図

大奥とは御台所の住居のこと

将軍の御台所すなわち“妻”の住居です。江戸時代の大奥は、本丸と西丸にありました。この大奥に対するのが表と中奥。表は将軍が政務をおこなう場所であり、中奥は将軍の住居でした。将軍夫婦は常の住居が別々というわけです。将軍は自分の住居である中奥と妻の住居である大奥を結ぶ唯一の廊下である“御鈴廊下”を通って大奥へ行きました。

 

大奥女中の正式な総人数は約800人

将軍付きの女中が約300人、御台様にも同じ数の女中がいた。また御目見得以上はほぼ数人の女中を使っているから、総数はほぼ約1000人、多い時でも2000人程度と言われています。

『大奥3000人の美女』や、『後宮3000人』といわれていまが、慶安4年(1651)4月、三代目将軍家光が、48歳の生涯を閉じた。この直後に大奥の奥女中3700人余りが1万2304両の見舞金で解雇されたそうです。(徳川実記)

これが『後宮3000人』の根拠とさえていますが、これは唐の詩人“白楽天”が『長根歌(ちょうごんか)』の中で、楊貴妃を讃えた『三千人の寵愛一身にあり』の一節を彩り、玄宗皇帝の繁栄をなぞらえたもので、明らかな拡張ですのでそのまま鵜呑みにはできない数字です。

また、大奥は6300坪ほどあったようですが、生活スペースだけで坪計算をすると、3000人いた場合は女中1人あたり1坪以下になってしまいます。これを踏まえると、やはり多い時でも1000人程度しかいなかったというのが妥当です。

 

大奥の出入りは鈴を鳴らし御錠口から

将軍が中奥から大奥へ入るときは御錠口を通ります。杉戸が立ててあり、その際に5、6個の鈴を束ねて吊るしてある。将軍がお成りの時は下げ紐を引いてその鈴を鳴らし、出る時も同様に鳴らした。御錠口に続く大奥側の廊下を“御鈴廊下”といい、女中たちはここで将軍を出迎えた。この御鈴廊下がよくテレビや映画などで観る『将軍が歩いている両脇に女性がずらっと座って頭を下げている廊下』です。

上御鈴廊下、下御鈴廊下と2つあって、普段は上御鈴廊下だけを使用した。下御鈴廊下は火災時などの非常用だった。他には“玄関の御錠口”というものがあり、ここは来客用で、かつての忍者である伊賀者と添番が睨みをきかせて警備をしていました。他にも御末や御犬子供などの下級女中専用の“七つ口”なる非公式の出入り口がありました。七つ口とは、まだ陽の高い七ツ時(午後4時)に閉められるのでこの名が付きました。日々の御用を受けたまわる男性の御用達商人たちは、この七つ口の手すり際まで行くことを許されており、出てきた女中に揉み手をしながら愛想を振りまいたそうです。

 

大奥は御小座敷・御殿向・長局・御広敷からなっています。詳しく解説すると、

 

御小座敷

将軍の住居兼寝室。将軍がチョメチョメする所はココ笑。

 

御殿向

御殿向は大奥の西南にあり、御台所をはじめ、将軍の家族の住居で、御台所の御座敷、対面所、御化粧の間、仏間などがありました。

 

長局向

800人からの奥女中たちが寝起きした区画です。

御殿向に近い棟から偉い順に、一の側、二の側、三の側、四の側と呼び、一棟に数十の部屋がありました。高級女中の個室がある一の側、二の側の広さを現代風にいうと、メゾネットタイプ(2階造り)の4L(8畳2室+10畳2室)に風呂・トイレ付という豪華版。

 

御広敷

御殿向きの東側、大奥玄関を入ったところにあるのが御広敷と呼ばれる一画です。大奥の庶務を取り扱う詰所で、大奥の中で唯一男性の役人が控えています。しかし、その先には御錠口があり、言うまでもなく彼らはそこから先に進むことはできませんでした。

ここへは料理役人もきていて、将軍家族の食事を作っています。この御錠口から奥が狭儀の大奥で男子禁制でした。ここからは将軍のほか、10歳以上の男子は一歩も入ることができませんでした。将軍の息子はこの大奥で育てらたようです。

しかし男の老中が用事で出入りすることはあったようです。

 

超巨大な迷宮、大奥。女しかいない迷路で迷う。

うん、ありだと思う笑。

完全に志村けんのバカ殿の世界ですね。

大奥とはどんな場所?どんな構造?地図付きで徹底解説!でした。





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